整体を仕事にしよう!

10.施術に大切な「手」

整体師が施術に用いることが最も多い身体の部位は手です。もちろん足を用いたりすることもありますし、施術中は常に重心を意識したりどこに視線を持っていくかを考えたりして全身で施術に向き合っているのは確かなのですが、実際にお客さまに触れることが多いのは手ですね。

ですから、整体師は施術するとき、その手に神経を集中させ、そこから多くのことを感じ取らなくてはなりません。ただ決められた部位にその手を持っていくだけなら、誰でもできます。しかしあなたは整体師として施術をする以上、人一倍手から感じられるあらゆる感覚を逃さないように努めなくてはならないのです。お客さまが痛いと感じた部分のかたさはどうか、どのくらいの強さで指圧したときにお客さまに満足してもらえるのかどうか……。やみくもに身体に触れられると、誰だって気持ち良いと感じることはできません。

触れた時の感覚の違いを瞬時に捉え、即座に用いる整体技術を判断していくことが求められます。あたかも手に、五感の全てが密集しているかのように、手から得られる細かな感覚の違いまでも逃さないようにすることです。



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